投稿

1月, 2021の投稿を表示しています

万事塞翁が馬

男は度胸 女は愛嬌 男も愛嬌 女も度胸 万事塞翁が馬 20年前に日本を発つ前 恩師が送ってくれた言葉です 幸せだと思い込んでいた生活が 実は苦しみの積もったものであったり でもその不幸に気がついたおかげで 多くの学びを得る事ができ 今の幸せを築く事が できるようになっていたなど 人生は大きな波乗りであり 何が良くて何が悪いのかは 直ぐにわかるものではないから 一喜一憂しなくてよい そして 男だからとか 女だからとか ラベルに囚われずに 自分からも 他人からも 尊敬をされ 愛される人間になる 今を生きるために 必要な強さとは この様な心構えなのではないかと ぼんやり熟考しています

So You Think You Can Walk?

「ハイヒールで歩く為の レッスンを受けているの」 そう会話に出すと どんな内容なのかと 興味深そうに聞かれます 8割が素足で行う基礎トレーニングで 2割が実際にハイヒールを 履いて行うんだけどね。 身体の芯から震えるほど これほどキツイと思った事がないくらい 普段使わない筋肉を意識するから すごい運動量なんだよ まぁそう言ったところで 一般的にハイヒールを 履いている女性の第一印象は どちらかというと 華奢なイメージを持っている方が 多いかと思います 筋トレ好きのアメリカ人だったら どれくらい出来るのかと気になったので 「一緒に少しやってみない?」 友人に誘いかけてみました 一人目はジム通いが大好きで ボクシングもしている30代の女性 二人目は元警察官で現FBI捜査官の こちらも筋力には自信がある40台の男性 「靴下を履いたままで行う エクササイズでは まず片足立ちでゆっくりと 膝を90度になるまで 引き上げていくんだけど 上半身は揺れないように 軸足の膝をしっかり伸ばして 脚の内側の筋肉を意識してね」 最初は私の遊びに軽く 付き合っているくらいの 余裕の表情だったのが 最初のステップで少し 緊張感がチラリと漂います 「次に90度に曲げている膝を ゆっくり下ろしてゆき 前足にするんだけど この際にも上半身が脚につられて 前に倒れないように腹筋を上げたまま 脚だけ下ろしてきて 軸足の膝は伸ばしたままでね そして床ギリギリのところで つま先をグッと下に向けて 全ての動きをピタっと止めるんだよ」 この辺りですでに無言になり 「ここから前足を着地してから 真っすぐ前に移動して ランジの様に沈み込んでいくんだよ ここでは前足がㇵの字に 広がらないように意識する事と 上半身が反りかえらないように でも前かがみにもならないように 頭をプッシュした状態で 床ギリギリのところで 全ての動きをピタっと止めるんだよ」 「そして使っている 脚の内側の筋肉を意識しながら 後ろ足を前に運びながら 上半身を引き上げて 反対の脚へと移動していくのね これを両足4-5回ほど 正面からと横向きを繰り返すのが 一つ目のエクササイズでね どうかな?続けてみる?」 「・・・・・・」 回答はなんと両者とも 「いや、無理。マジきつい!!」 でした そうだよね この様に細かい筋肉を 明確に使い分ける トレーニング

口紅

ハイヒールレッスンを 開始した2019年までは お化粧を日常でする事が ありませんでした 大概が日焼け止めと 眉を整えるくらいで 口紅を引く事は ハイヒールを履く事と 同じくらいレアケースでした お恥ずかしいながら やっと使おうと思った日には この口紅を購入したのは 何年前??と 質が怪しい気がして 慌てて新調する この繰り返しで 今まで口紅を使い切った事が 一度もありませんでした が! Asami-Parisの レッスンを始めてから 購入した口紅が 残り少なくなってきたので 次はどの色にしようかと 楽しみで仕方がありません 生まれて初めての出来事です 口紅を引くだけで 心が高揚する なぜ今まで全く 理解が出来なかったのかが わからないくらい 素敵な習慣だと感じています これまでは少し落ち着いた Bobbi Brown Claretを 愛用してきました 今はDior 999が 一番気になります とても華やかな色 普段使いには難しいかと 少々怯んでしまうのですが 新たな可能性を 見つけるためには リスクは不可欠 気になる事はとりあえず 試してみる事にしましょう

ハイヒールではない靴を履く場合

長時間の外出の場合や 雪の際にはハイヒールでは ない靴を選ぶ事もあります。 この際ハイヒールとは 先の繊細なピンヒールを意味し ヒールの高さがあっても 踵がしっかりしていたり ウェッジであると ハイヒール特有の バランス感が抜けるため 「ハイヒールではない靴」に 分類されます。 この様な 「ハイヒールではない靴」は 重量が重いがために 脚運びが雑になってしまいます。 また完全なフラットシューズの場合 足首が90度に曲がっているために ふくらはぎが疲れやすかったり 膝が曲がってしまいやすかったりなど 適当にでも歩けてしまう分 いつも以上に腹筋を上げて 正しい姿勢と脚運びに気を付ける 必要があります。 私達の身体は 楽な方へどんどん流されてしまう 傾向があります だからこそ ハイヒールではない靴を 履いた帰宅後には 素足のエクササイズ・特に ハイヒールと同じ脚運びのを通して 足の甲の緊張感が抜けていないか 膝と甲をしっかりと内側へ向けたまま 真っすぐに脚を運べるか この様に崩れやすいポイントを 注目して復習する事が 大切になってきます。 そしてどうしても ハイヒール無しでは 女性らしさの意識が 減ってしまう気がしますので ハイヒールではない 靴を履く日には 少しセクシーな要素を合わせると 美意識を忘れずに 過ごせるような気がします。 Instagram でも紹介していますが 冬の間は網タイツなども 試してみてはいかがでしょうか。 小物で遊んでみるのも 意外と楽しいものですね。

唯一無二

"Be Yourself; Everyone else is already taken." -Oscar Wilde 数年近く毎晩手帳に 翌日の予定とするべき事 そしてその日感謝できる出来事を 書き出す習慣を続けています 手帳の最初の数ページは 空白を設ける事で 心に響いた言葉を書き写し その時の心境・成長につながる 必要な内容が後から振り返る事ができ 気に入っています その中の引用で有名な言葉: 自分らしく生きなさい それ以外は既に取られていて 空いていないから ざっくり訳すと 誰かの様に成ろうとしなくてよい 自分は自分でいるしかない それで充分である 日本語では唯一無二(ゆいいつ・むに) 今日辞書を引くまで読み方 知りませんでしたが 同じ様な意味ですね 心に留めている教えのはずが すっかり忘れてしまっていました その大切さを思い出させてくれたのは かけがえもないAsami先生でした 私はこの手で何かを 創作をする事が好きであり 時にはお気に入りのくたびれたTシャツと 短パンで土まみれになっていたり 嬉しい事があれば両手を挙げて 空中ジャンプで最大限に歓びたいし 悲しい事があれば 悲しみを感じ取り涙を流したい 感情と動きをコントロールした 美しさを提供する コーチとしてのイメージと かけ離れている自分 今年はコンサルティングも 佳境に入るにも関わらず このギャップと これからどの様に なりたいのか具体的に 掴めていないところも 正直なところ迷いとなり 心に曇りがありました 私の魂は永遠の少年であり その欠片を 失いたくないのかもしれません でも女性としての美しさを 開花したい・楽しみたい その欲望も共存している事は 確かなのです この様な志では Team Asami-Parisの一員として そぐわないのではないかと気になり その心の内を相談してみたところ Asami-Parisの教えとは 先生と同じ様な生活や 見た目に近づく事が目的ではなく 教えの真髄・エッセンスを学び それを糧にして自己開花する これが本当の目的である 自分の価値観を持ち ハイヒールの哲学と融合する事で 独自の魅力を作り上げる事ができ それに共鳴する方々が集まってくるのです だから自由になればいい 今までずっと心の奥につっかえていた 何かが急にスッと浄化された瞬間でした 私