向き合う時間

前回はLouboutinのハイヒールを
購入するまでの過程を綴りました

そこまで到着するまで
7ヵ月待ちに待って「ようやく!」と
達成感を感じたのも束の間

Louboutinに受け入れてもらえない(涙)

今まで聞いた事があるけど
どんな意味なのか理解できなかった事を
早速、体験しています

ブティックで試着した際
Pigalle Follies はすぐ心地よく着用できたのですが
So Kate は薬指と小指がつぶれる圧迫感があり
どちらにしようか迷っていました

というのもPigalle Follies は
現在10cmの高さしか製造されていなく
12cm のヒールを求めていたので
So Kate になってしまうのか、、
困ったな、、痛い、、

これが購入する前の
正直な気持ちでした

写真でご覧いただくと解りやすいように
So Kateのつま先部分は
Pigalle Follies に比べてカバーしている部分が多く
この赤い〇に囲まれている部分が
窮屈に圧迫されているのです

しかし皮の靴のよいところは
履きならしていくうちに
足に馴染んでくる事と教えて頂き
指先から踵までの長さがフィットしていれば
大丈夫という事なので
そのアドバイスを元にSo Kateを選択したのでした

し・か・し

自宅に戻り
素足で履いてみようと試みたところ
足指がハイヒールに全く入りません
「え???あんなに試着したのに何故??」

足が入らなくては馴染ませるところではありません

少々パニックになりそうでしたが
そうだ、ブティックでは
ストッキングを着用していたと思い出し
再度試してみたところ
まだまだ窮屈ですが試着した時と同じように
足が入ってくれてほっとしました

最初の日はストッキングを履いていても
薬指と小指がとても痛く5分間ほどしか
靴に足を入れておくことができませんでした

その後は痛む部分を靴の中から
マッサージして皮が柔らかくなるように
祈り(懇願)ながら
これからよろしくお願い致しますと
ハイヒールに話かけていたのでした

翌日、ハイヒールを馴染ませるには
どうすればいいのか検索してみたところ
つま先の部分に靴下を履いて
中からじっくり伸ばすという方法が
シューフィッターという道具を使うより
自分の足の形に合う気がしたので
試してみる事にしました

(*踵まで靴下を履いてしまうと長さが伸びるので厳禁です)

すでに窮屈なところに
薄手でも靴下を履くという事は
更に窮屈になり最初のうちは
かなりきついです

でも窮屈だからこそ
伸ばそうとしているのであって
ここでくじけていては意味がありません

痛みを我慢しないといけないと聞くと
「ハイヒールは足に悪い」と
判断されるかもしれませんが
歯列矯正と同様に微々たる圧力を加えながら
形を整えていくまでに伴う痛みとは
必要であり、私は価値があると思います

靴下を履きつつハイヒールを履き
最初のうちは10分座っている事に慣れる

徐々に時間を長くしてゆく

見た目に変化はあまりないのですが
着々と痛みは減ってきています

4日目ほど経った頃
ここまでくれば靴下なしでも
スッと素足で入れるようになったかな?と
試したところ初日の様に
指先が全く入りません

「な、何故、、Louboutinに拒否されてる??」

大袈裟なリアクションでしたが
一瞬は大変なショックでした
でも落ち着いて考え直してみると

素足では指先が入りにくい
ストッキング・靴下着用だと大丈夫

ということは
素足の滑りが悪いだけであり
そこを改善すればいいのかと考え直し
ネットで再度検索してみると
有り難い事に同じような体験をした方が
お勧めの方法を紹介してくれています

その中でも一番的を得ていると感じ
試してみた方法をご紹介したいと思います

実はとても簡単な事で
足の指の全体にたっぷりとローションかクリームを
塗ってからハイヒールを履く事です

気を付けて頂きたいのは
クリームを塗るのは指の間・周りのみで
足指の付け根から踵までを
絶対に避ける事です

何故かといいますと
母指球の部分にクリームを塗ってしまうと
滑ってしまい母指球で体重を捉えにくくなります
Asami-Paris ではストッキングの着用を
お勧めしていないのがこの理由からきています

そして踵にクリームを塗ってしまいますと
靴が脱げやすくなってしまい
それを庇うために足が弧を描きやすくなったり
変に力が入ってしまうのでお勧めしません

というわけで
滑りの欲しい場所のみピンポイントで
クリームの手助けを借りる

そうすると驚くほど
スルリと足が入るようになり
靴下で伸ばしていた効果もあり
薬指と小指の痛みはほぼなくなり
一週間ぎりぎりでしたが
ハイヒールレッスンにLouboutinで
挑むところまでこれました

ここまで手間をかけ
靴の性質を学び
向き合ってゆく

Louboutinほど繊細で
絶対的な美しさがない限り
きっとこの忍耐を必要とする工程を
続けられなかったかと思います

これからハイヒールを購入しようかと思っている方や
痛くて履けていないハイヒールを持っている方に
最初は痛くても諦めないで欲しいという願いを込めて

長々となりましたが
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました













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