怠慢な私達


先日、興味深い話を聞きました


カエルを沸騰した湯に入れると
ジャンプして逃げる

しかし同じカエルを
室温の入った鍋に入れると
心地がよいので
お鍋の中に留まります

さらにカエルの入ったお鍋を
火にかけて徐々に沸騰させてゆくと
熱くなっていく事に慣れてしまい
最終的に死んでしまうというのです


この話を聞いて非道だと
非難せずこれは例え話と理解し
内容の深さについて
考えてみてください

室温の心地よいお水を
何となく今満足していないけれど
特に行動を起こす事もなく
怠慢化している状況を表すとすると

じわりじわりと熱くなってゆき
気がつかない間に
取返しのつかない状況まで
物事が運んでしまう例えは

夫婦間やビジネスの亀裂であったり
健康管理などに当てはまるのでは
ないかと思います

何となくで流されていると
こんなはずではなかったと
ある日突然ガツンと
目覚めさせられる事件が
必ず起きるのです

過去の経験を思い出すと
私は100%ぬるま湯につかって
死んでしまったカエルでした

でも今はどうなのか?

今は苦い経験を元に
最大限に「怠慢」している
自分に気がつく為に
意識を研ぎ澄ませています

それでも意外なところで
怠慢に陥ってしまっていた事を
本日も痛感しています

アパートの下の階の家を
売りに出したと聞き
少し話を掘り下げて聞いてみると
どうやら職場が変わらざるを
得なくなった結果なようです

この様に今日はあったのに
明日にはなくなっている事もある
何も永遠に続くわけではない

そう考えると私は今の仕事に
100%情熱を注いでいるか?
なくなってから後悔しない為にも
全力を尽くしたい
そう思わされました

そして家を売りに出す前には
磨き上げて一番良い状態にするのに
普段の生活ではどんどん物の収納や
磨きが怠っている事に慣れてきている

この事実を受け止め反省し
今日は一日大掃除に
取り掛かりました

そして磨きあがった
バスルームの鏡を前に

塵も積もれば山となる

今生きるために必要なスキルとは
ポジティブでない塵が
(ネガティブとどちらでもない中間)
積もる前に排除してゆくという
習慣を身につける事では
ないかと思います



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