深い闇の中
先日のブログでは
負のエネルギーに圧倒され
悶々と暗闇に飲み込まれそうな時に
光を見つけそこから抜け出す一歩を
踏み出した結果について綴りました
今回は少しだけ
暗闇から抜け出すまで
実際にどのような状態だったのか
それを伝える事で
誰か一人にでも希望を持つ
きっかけになって頂きたい
この様な想いを込めて書いてみようと思います
あくまで一個人の経験であり
専門家の意見ではない事をご了承お願い致します
(注意:そして結果的にとても長くなってしまいました、、)
=================
今回の暗闇がいつも以上に
深く・大きく圧迫感があったのは
何かの出来事に対して
「悲しい」「悔しい」「辛い」
というリアクションではなく
「今までの私は何だったのか??」
このような価値観を見直す必要性に迫られた事が
プレッシャーになっていたからだと思います
そして頭で考えれば考えるほど
心が無気力になってゆき
効率的な行動をできていない自分に嫌気がさし
更に悪循環を巡っていました
そのような中でも
感情を押し込めてしまう事は
不健康だと考えているので
「もういい加減いいよ!」
そこまでたどり着くまで
悪循環を体験する事にしています
主な経験を上げますと
まず最初に朝すっきり目覚められなくなりました
普段は10時すぎに就寝の準備をし始めるのですが
悪循環にいる時は、なぜか無関心なのに
スマホをいじりながら夜の時間を過ごしてしまいます
これは翌日に希望を持てていない
やる気がない時に私が始めてしまう癖です
そして朝のシャワーと化粧が
最初の方は「ま、いっか」と適当になってきたところ
数日後には「そんな事、どうでもいい」
本当に何の行動をする気にもなれず
生きるために必要でない事は
精神的に余裕がないと
一番最初にカットしてしまうのだと
改めて経験しました
更に食事の内容と時間は
普段とても大切にしているのですが
無気力な時はこれまたどうでもよくなってしまい
冷蔵庫を開けて、そのまま食べられるものを
冷たいまま食してしまう
温かい食事をしたいと思わなくなってしまったら
赤信号と気を付けている重要なポイントです
=====================
こんな悪循環の中でも
とりあえず続けてきた事は
1.毎朝とりあえず同じ時間に目覚ましをセットする
起きれるか起きられないかに関わらず
眠りから目覚めるように強制していました
2.毎朝習慣にしている掃き掃除を続ける
毎日掃除をするのにも関わらず
二猫との生活では常に埃が溜まっています
「良い事も悪い事もチリも積もれば山になる」
この教訓を思い出すように
無心で掃き掃除をしていました
3.やるべき事のリストのレベルを最大限まで下げる
ゴミ出しをする
シャワーに入る
髪をとく
この様に普段だと当たり前の事でも
全て書き出し、クリアできたらxを付けて
毎日少しでも何か達成できた
そのように自信を完全に失わないように
気を使っていました
4.就寝前につけている感謝のリストを続ける
心が苦しい時には感謝する事が
見つけにくくなってしまう気がします
だからこそ習慣にして何でもよいので
ありがたいなと思える事をジャッジせずに書き出します
何も浮かばないときは
それでも部屋があり
愛猫が元気で側にいてくれる とか
この苦しみの時期が
日照時間の長い夏であってくれた事などに
感謝したりしていました
5.一日一度は身体を動かすようにする
毎日YouTubeのヨガレッスンを続けています
その日の体調によって
血流の循環が高まる動きのあるものを選んだり
反対に陰ヨガのように静かに身体と心と向き合ったりなど
何でもいいのでパソコンを開けた時に
「これだ」とピンときたものを選んでいました
=====================
ここまで読んで下さった方は
「あれ?ハイヒールは?美容はどうしたの??」
そう思われたかと存じます
正直に申し上げますと
一番底まで落ち込んでいた時には
どちらも「どうでもいい」
そう思ってしまっていました
しかし結果的に申し上げますと
ハイヒールと美学が最終的には
暗闇から抜け出す光になったのです
ある程度、低迷期を彷徨った後
ある日鏡に映ったみすぼらしい自分の姿に
大変ショックを受けました
そしてそこまで堕落している自分にうんざりしたのです
最初に述べたように
「もういい加減気合入れ直しなよ!」
自分に活を入れている声が聞こえました
ドン底に着いたという経験は
こういう事なのではないかと思います
そこからなぜか
「改善したい」
このように強い力がお腹の底から漲るようになってきたのです
それから前向きに物事を考えられるようになり
トントンと生活習慣も自然と元に戻っていきました
そしてハイヒールを履かずに過ごした一週間後の
レッスンではありとあらゆる癖がでてきて
どうしちゃったの?? というほど酷いものでした
これも大変苦い薬となり
もう絶対あの場所には戻りたくない
そのような反面教師もあり
今ではまた毎日履いて過ごしています
ハイヒールを履いていると
背筋が伸び胸が大きく開いて
自然と心が大らかになれる気がします
そしてハイヒールを履くという事は
簡易な事ではないからこそ
それをあえて選んでいる自分が
美しく・強く・好きになれるのです
恋愛をしている際に
この人と一緒にいる自分が好きだな
そう想えたなら幸せなのと一緒で
自分一人でも今の私好きだな
そう想ってあげられるようになるには
私にとってハイヒールと美学なしでは
どうしてもたどり着く事ができなかったと思います
とても長くなってしまいましたが
暗闇にいる間はこれが永遠に続く気がします
でも実際には何も永遠に続くことはありません
なのでどんなに苦しい時でも
光を求め探す事を諦めないで欲しいと切に願います
このようなメッセージを込めて
本日は失礼いたします