女性の自立


『自立している女性』

以前は経済的に誰にも頼らず
生活していけることが自立しているのだと
思っていました

過去12年ほど結婚していた際にも
フルタイムにも関わらず低賃金だったので
前夫と猫2匹の生活費さえ賄う事ができない
どれだけ自分が好きな仕事だとしても
私は自立できていない
彼がいないと生活できない
そう信じて過ごしていました

今から思い返すと
なんという表面的な勘違いをしてるんだ! 
目を覚ましなさいよ!
そう言ってあげたいところです

確かに自分の手で職を見つけ
経済的な自立をする事は
単独で生きるために必要最低限です

しかし私が結婚生活内で
自立できていなかった本当の理由は

「私は○○の妻です」

このように彼の妻の役にはまり
いつの間にか自分を見失っていた事

そして

彼の世話をする事が私の役目
この様に勘違いをして
自分のケアをする事を忘れてしまっていた事

結婚中に自分のために
化粧をする事なんてあったかどうかさえ
思い出せません

大概何かを目の前にして
「する」・「しない」を決める際
彼が喜んでくれるか、くれないか
それを基準に判断していました

「自分が嬉しくなれるからxxをしてみた♪」
そのような感覚さえも忘れていたのです

そして更に今想う事:

結婚している・していないに限らず
家の外で仕事している・していないにも限らず

女性の自立とは
「自分の意見・意志を持つこと」

これに限るのではないかと思います

自分の意見・意志を持つという事は

1.周りの情勢に耳を傾ける事ができる
2.常識とは思い込みであるかもしれないと前提できる
3.そして自分の意見を言葉で表現・伝える事ができる

このようなステップが必要であり
それ無しに考える事を怠り

「○○についてどう思う?」と聞かれた際
「さぁ~、、私はよくわからないな」

この一言で努力無しに会話を終わらせていた事が
成熟できていない・自立できていない自分を
増幅していたのではないかと痛感しています

今・ハイヒールレッスンを通して
美しさの表現を学んでいますが
人として厚みのある美しさの土台には

女性の自立が不可欠な事
自立の内容を勘違いしないこと

この二点に気を付けて
同じ間違いを繰り返さないように
気を引き締めてゆきたいものです

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